デジタコの義務化を労働環境改善につなげる

事業用トラックの事故を減らし、道路の安全を維持するために国土交通省は最大積載量4t以上の車両にタコグラフを装着することを義務化しています。運転手の運転癖を改善するため、無茶な運転をしていないかどうかを確認するためなどもデジタコ装着を義務化したことと無関係ではないのですが、事業用トラックにおける運転手の拘束時間が長時間化し、それが引き金によって起こっている事故に対応するためでもあります。運転手の拘束時間は運転している時間だけでなく、荷待ちの時間も勤務時間とされており、荷主の都合によってドライバーが30分以上待機した場合、業務記録に記載することが義務付けられるようになりました。現在タコグラフはアナログでもデジタルでもどちらでもいいことになっているのですが、デジタコだと業務日報の記載の手間も省くことができるため、デジタル式の装着を推奨されています。

ところでドライバーの安全を守るため、長時間労働をなくすためにデジタコ装着を義務化するというのは聞こえはいいのですが、中には常に見張られているようで落ち着かないという声もあるようです。またデジタルだから改ざんされる可能性はないので大丈夫と思っていても、会社側が少しでもドライバーの労働時間を減らそうとデータを改ざんしていては元も子もありません。デジタコを導入するということは、同時に運送会社にドライバーにとって働きやすい環境が確保されているということも重要なポイントなのです。

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